Uncategorized 医療はサービス業ではないという話 「父の死の際に担当医の対応が大変冷たく傷ついた」という旨のポストがバズっていた。他の先生が大いに反論していた。医療を提供する側と受ける側の認識の食い違いが大きいようだ。この点について考えてみたい。 まず身近なサービス業で言えば飲食店... 2024.07.24 Uncategorized
Uncategorized 医師という職業と医師という生き方 「昔の先生は医師という生き方を選択しており、昨今の医師は医師という職業を選択している。だから話がかみ合わない。」という旨のポストをXでみた。ある種核心をついた言い回しであるように思う。 医師という生き方を選択したのだから、電車で「ど... 2024.07.19 Uncategorized
Uncategorized 好きなことで生きていく③ 福本伸行先生の新作「二階堂地獄ゴルフ」という作品がある。プロ試験に何度受けても受からないおっさんゴルファーの悲哀や日常を描いたマンガだ。かなり面白く楽しみにしている。その中で「イチローが努力できることなんて当たり前、結果がでて、周りが応援... 2024.07.01 Uncategorized
Uncategorized 呼吸器内科のすゝめ② いいところばかり書くことはフェアではない。呼吸器内科のつらいところ、嫌な点も上げてみよう。 ・J-oslerが他の内科に比べてきつい。 この点はJ-osler世代の後輩は皆言っている。内科全般がそうかもしれないが、専門医までの... 2024.06.13 Uncategorized
Uncategorized 呼吸器内科のすゝめ① 眼科を選び、目の不自由な人の視力を回復させた時は達成感があるだろう。循環器内科を選び心筋梗塞の治療をして命を救った患者からの感謝は医者冥利に尽きるはずだ。外科医を選んで難易度の高い手術をやりとげた時のアドレナリンはいかほどか。 どの... 2024.06.03 Uncategorized
Uncategorized 介護が必要な人と治療が必要な人 救急外来という検査や治療を提供する場で、しばしば介護が必要なため搬送されてくる患者がいる。 一例を紹介する。自宅で動けなくなって、あるいは世話ができなくなって、高齢者が運ばれてくる。誤嚥性肺炎を起こしている。まあ高齢者だし、食事も食... 2024.05.20 Uncategorized
Uncategorized 2010年南アフリカワールドカップ サッカー日本代表監督は歴史上叩かれなかった監督はいない。加茂監督やオフト監督も叩かれていたし、最近だとハリル、アギーレ、ザッケローニ、現監督の森保さんも常に批判に晒される。ネットが発達したこともあり、賛否の否の部分が目立つ。 私の記... 2024.05.08 Uncategorized
Uncategorized 医師の生存バイアスについて 「昨今の医師はなっとらん。コスパや給料、休日ばかりを気にしていて、時間外労働を嫌う。医師たるもの若手の内は病院泊まり込み、患者のそばに居続けて当たり前。そうでなくては実力は身につかない。そうでないやつに手術や症例の順番など回さない。私の若... 2024.05.07 Uncategorized
Uncategorized 医師はモテるかどうか⑥ 医師免許モテという言葉がある。その人個人がモテるのではなく、医師という肩書がモテているのだと揶揄する言葉だ。どちらかというと「医師免許がモテてるだけでお前はモテていないぜ」「医師免許がなかったらお前なんか相手にされていないぞ」という風に嘲... 2024.04.24 Uncategorized
Uncategorized 医局脱出その後 4月から新しい病院に勤めて2週間弱だ。カルテがありがたいことに富士通であり、微細なルールの違いはあれど、診療に大きな支障を来すほどでなく、トラブルなく仕事ができている。大学病院と現在勤める場末病院との違いを書いていきたい。 ・クソ長... 2024.04.11 Uncategorized