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肺癌終末期の患者②

医師4年目のころである。田舎の急性期病院に派遣され、呼吸器内科として勤務していた。当時はまだ専門医の資格も取っておらず、今の私がみても知識不足、力不足の医者だった。しかし田舎はどこもそうであるように、4年目ともなれば「普通の医師」として仕...
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激務でつらかった時の話

県内最大の医療機関で3年勤めた。昨今の働き方改革はまるで無視の、「完全主治医制、24時間いつでも電話が鳴りうる」という環境だった。ちなみに2024年4月現在もそうらしい。私の勤めた3年だけでも心身を病んで退職した医師が何人もいる。そんな場...
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救急医療の限界

転職し、今まで勤めていた高次医療機関とは異なる病院で勤務している。ド田舎の急性期病院だ。医療の最先端とはかなり隔たりがあり、地域インフラの側面が非常に強い病院である。 今日で勤務は3日目。救急当番を当てられる時間帯もあった。 ...
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医師はモテるかどうか⑤

有給消化中、友人達と飲んだ。4人で飲んだのだが、まあ自分以外の3人は学生時代からモテたやつらだ。コミュニティが同じであり、それぞれがいわゆる穴兄弟になっていることも多々あった。元々モテるやつらが医師免許を取り、さらにモテているのか、あまり...
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自戦記、サッカー天皇杯に出場して

サッカーの天皇杯予選に出場した。天皇杯は特殊な大会でJリーグのチームのみならず、日本サッカー協会に登録しているチームすべてに参加資格がある。そのため稀に高校生チームが本戦に出場したり、以前は山形大学医学部チームが山形県予選を制して出場した...
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最近の医学生と10年前の医学生の違い

「最近の若い者は(なっていない)」という文言は古代エジプトにもあったそうだ。私が学生であったのは10年以上前、入学したのは20年近く前だ。今ほど進級や各種テストも厳しくなく、劣等生であった自分もまずまず大学生活を楽しみつつ、ギリギリで卒業...
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女医はモテるかどうか

過去に何度か医師はモテるかどうかという話を書いた。結論は「めちゃくちゃモテるわけではないが、加点はされる。こと婚活市場においては無類の強さを発揮する」である。女を抱きまくりたくて医師になる、というのはおそらく叶わぬ願望であろうが、モテない...
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医学部の部活動

気温が体温を超えるような猛暑の夏だった。今から10年以上前、自分は6年生として最後のサッカーの大会に出場した。東医体、西医体といって、医学部の部活動の全国大会がある。自分にとっては最後の真剣勝負だ。一回戦の相手も同じ地方国立大、偏差値は同...
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有給消化について思うこと②

いざ医局を辞めるとなると、少し寂しい気持ちもしている。次の就職先は一応急性期だがかなりのド田舎で「場末病院」だ。ホームページを見る限り、医師の中では自分は最年少に近い。親しい医師もほとんどいない。一方で大学病院では同期もたくさんおり、出身...
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ママ女医問題

Xで何百回目かのママ女医問題が話題になっている。ママ女医の穴埋めで当直や負荷の大きな業務を押し付けられた医師も多いようだ。そのためママ女医が時短で働いたり当直が免除されたりすることへの陰性感情をあらわにする医師もたくさんいた。 以前...
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