私の知るやばい医師③

タイガーウッズはSEX依存症であったという。今日のC君は依存症であるかは知らないが、とにかく様々な女性をSEXに誘う。看護師、同僚の医師はもちろんのこと、人妻であろうと学生であろうとお構いなし。食指が動いた女性にはとにかく声をかける。打率は大体4割だと言っていた。それでも2年間一緒に勤めた病院で、関係を持った女性は20人は超えていた。病院の外にもいたので、正確な数は数えきれない。

一例を紹介しよう。ある2年目の看護師さんとSEXをした話だ。その時は僕も彼も30歳。仕事終わりに2対2で飲みに行った。私はその時妻も子供もいたので、少なくともその日どうこうしようとは思っていなかった。DちゃんとEちゃんと私、4人とも卓についている場では「Dちゃん本当にタイプだわ、今日この後うちおいでよ」と軽口をたたいている。Dちゃんはまんざらでもなさそうだが、私達の手前、「C先生彼女いるんでしょー」と建前上断っている。もちろん彼には彼女がいる。Dちゃんがトイレに行った時だ。すかさず「本当はEちゃん狙いなんだよね、Eちゃんがいるから今日飲みに誘ったんだ」と誘っている。

その日は結局Eちゃんと、その3日後にDちゃんとSEXしたらしい。EちゃんはかなりのドMで、約3年間、呼び出されてはヤるという扱いだったらしい。彼女の結婚による移動で関係は清算したと。

彼に飲み会の次の日にきいてみた。「どっちでもよかったのだろうけど、どっち狙いだったの?」と。C君曰く

「おっぱいのでかい方」

だそうな。

彼が言うモテの極意は打率が5割なら2回、1割なら10回誘えばよい。そもそも医者なら打率がそこまでは低くならないはずだから。誘わないのは断られることに自分のプライドが耐えられないからだ。自分に正直にみんな生きていないと。

広末さんの不倫が話題になっているが、「あと腐れなく口の堅い、魅力的な女性が誘ってきたら不倫しない男性はどれくらいいるのだろう」と常々思っている。私の結論はほぼいないというものだが。

C君は仕事はまずまず真面目。できちゃった結婚をして、現在は2児の父である。もちろん女癖は治っていない。「妻はわかっているが黙認してくれる」と彼はいうが、奥様の心境はわからない。

浮気する男と、浮気したくてもできない男しかいないのかもしれない。

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