幼少期から漫画をたくさんたくさん読んだ。私ほど漫画を読んだ人はあまりいないのではないかと思う。今も読み続けており、ポイ活で得たアマゾンギフト券の何割かは漫画に費やしている。スポーツマンガはなんでも好きで、お勧めは書ききれない。その中でも特にサッカーマンガは有名どころは大体読んだのではないかと思っている。
「キャプテン翼」に始まり、「シュート」「ホイッスル」などは青春のバイブルであった。サッカー経験者はもちろん、スポーツマンガ好きはハマるであろうのは以下の5つだ。
★第5位 DAYS
初心者の主人公つくしが高校入学直前に天才プレイヤー風間と出会い、強豪サッカー部に入り奮闘する話。メンバー入りから試合出場、地区予選、全国大会と進んでいく。ライバルの犬童や平などの描写もアツく、一試合一試合が手に汗握る。特に梁山戦は圧巻である。完結済みの作品だ。
初心者が全国大会にいくチームで出場するなどありえないのだが、「走ること」に特化した主人公つくしはその運動量とメンタルでチームに貢献していく。イメージは最近の選手でいうとワールドカップでの活躍が記憶に新しい前田大然選手だろうか。
余談だが、私は同じFWであり、あの運動量と守備への貢献度、前田選手は尊敬する選手の一人だ。
★第4位 フットボールネーション
ワケアリで少年院にいった天才サッカー少年、沖千尋が社会人チームを率いて天皇杯優勝を目指す話である。サッカーに必要な身体能力、体の使い方のうんちくを細かく解説している。作者の大武ユキ先生がご病気をされたそうで、一旦休載されていたが、再開されている。現在も連載中である。
社会人チームが天皇杯優勝ということはこれも中々にありえないのだが、去年はJ2のヴァンフォーレ甲府が天皇杯を制している。最後の甲府のキャプテンのPKとインタビューは本当に感動した。その選手は42歳の大ベテランであり、自分もまだまだ現役でプレーしたいと思わせられた。天皇杯は、市立舟橋がマリノスを追い詰めた例や山形大学医学部が山形代表になった例などもあり、ジャイアントキリングが起こりやすい大会ではある。
★第3位 ジャイアントキリング
珍しい監督が主人公のマンガだ。弱小のJリーグ下位のチームにケガで選手生命が断たれた元スター選手、タツミが監督として赴任する。戦術家かつモチベーターとして弱小チームを押し上げていく。スピードとスタミナが持ち味のボランチ椿が急成長し、日本代表まで上り詰めていく。
リーグ戦、代表戦、ベテラン、若手といろいろなシチュエーションと視点から書かれており、大変面白い。61巻とかなり長編だが、まだ連載中だ。
★第2位 アオアシ
ブルーロックと並び、今一番勢いのあるサッカーマンガだ。これもジャイアントキリング同様、ケガで引退した元天才プレイヤーの監督が準主役。
主役は視野の広さでゲームメイクのできる、「攻守コンプリート」を目指すサイドバックのアシトだ。ユースでの育成を中心に書かれている。最もアツいキャラは過酷な家庭環境から年代別日本代表まで上り詰めた阿久津。「このチームの失点は俺の失点」、かっこよすぎる。サッカー好き、スポーツマンガ好きは必読といってよい。32巻と長編でこちらも現在連載中。今最も更新が楽しみなマンガの一つだ。
★第1位 エンジェルボイス
何度読み返したかわからない、高校サッカーマンガの傑作だ。サッカーマンガ、スポーツマンガのくくりを抜きにして、全マンガの中でも最も好きな作品の一つ。
設定は高校で不良たちが集まり、猛練習し、打倒全国一位のチームを目指す。チームを陰ながら支えまとめるマネージャーが脳腫瘍に侵される。そのマネージャーに勝利を届けるためにチームが死に物狂いで戦う。設定はありがちなものだが、本当にアツい。「ルーキーズ」や「スラムダンク」に設定や描写は少し似ている。
途中中だるみする部分もなくはないが、最後の試合は本当に名勝負。読みながら泣いてしまった。
私は野球やバスケや相撲は全く経験がないが、それらのマンガも大好きだ。すべてのスポーツ好きに読んでもらいたい作品である。
このランキングでは外したが、「エリアの騎士」、「Be blues」、「ブルーロック」なども読んでいる。
書けば書くほど漫画のレビューや紹介したい作品が浮かんでくる。本当に自分の趣味はマンガなのだなとつくづく思う。漫画家になりたいとさえ頭をかすめるが私はかわいそうなくらい絵心がない。
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