ヤクザマンガ、裏社会を描いたマンガも大好きだ。男は一回は不良、裏社会にあこがれた時期はあると思う。現実に裏社会やヤクザな道、反社会的な行動や組織に属するといった人はごく少数派なはずである。マンガのいいところは自分がなりえない、選びえない選択肢を仮想体験できるところだ。あっという間に読めてしまう、本当に面白いヤクザマンガをいくつか紹介する。
★ミナミの帝王
トイチの金貸し、萬田銀次郎が債務者への貸付、取り立てを行って、その人間模様を描く作品。数話ごとの読み切りに近い形で現在も連載中、100巻を超える長期連載マンガだ。銀次郎が債務者をやり込める、ナメた相手を叩き潰す様は本当に爽快である。借金を重ねていく人の描写も面白い。初めて読んだのは中学生の時だったと思うが、34歳の現在も楽しく読める。
★闇金ウシジマくん
これは完結済みの大人気で実写化もされた。全46巻で完結済みだ。闇金の社長ウシジマが「トサン」「トゴ」でお金を貸付け、取り立てやその債務者の人間模様、追い詰められた心理状況を描くマンガ。ヤクザの描写も多く、ミナミの帝王より現実感を持たせて描かれている。貸金業の友人に聞くと「かなりよくある話が多く、ああいう怖いことは普通にある」らしい。義務教育にお金の教育として載せるべきなどという人もいる。
★ドンケツ
最近最もよく読むマンガかもしれない。ケンカ最強ヤクザ「ロケマサ」がケンカ、暴力でヤクザの争い、抗争を収めていく話だ。ケンカの描写が好きな人、嫌いな人がいるとは思うが、面白いのはヤクザ同士のかけ合いだ。キャラ同士の会話、口喧嘩、言い争いが面白くいつまでも読んでいられる。
現在は第二章が11巻まで発売されており、連載中だ。これも次巻が待ち遠しい作品である。
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