女医はモテるかどうか

過去に何度か医師はモテるかどうかという話を書いた。結論は「めちゃくちゃモテるわけではないが、加点はされる。こと婚活市場においては無類の強さを発揮する」である。女を抱きまくりたくて医師になる、というのはおそらく叶わぬ願望であろうが、モテない自分がなんとか伴侶を見つけて結婚したいという目標ならば医師免許はかなり有効である。ただし、これは男性医師の視点である。

昔から、女医の1/3は男性医師と結婚し、1/3はそれ以外と結婚し、1/3は未婚である。と言われているがこれは当たらずとも遠からずである。周りを見渡しても女医の結婚相手は圧倒的に男性医師が多い。過半数はゆうに超える。データ上も自分の周りでも70%ぐらいのようだ。女医の友人や妻に聞くと「感じが悪いので公には言わないが、結婚願望のある女医の多くは男性医師と結婚したいと思っている」とのことだ。医師×医師の夫婦は医学部の女性比率に従い増えていくだろう。

まず女医の生涯未婚率は日本人女性の平均に比してやや高めだ。男性医師が3%であることを考えると、まあこと結婚において女医は少なくともアドバンテージがあるとはいいがたい。女性の多くは学歴、学力、収入が下のパートナーはいやだ、というのが本音だろう。この時点で女医が結婚するのは相当にハードルが高くなってしまう。医学部を出た女性と同程度の高学歴、高収入となると必然男性医師が候補に挙がるのだ。例えば東大非医学部卒の友人もそれなりにたくさんいるが、女医と結婚した人は知らない。

さらに女医はストレートに卒業しても研修医になるときは24歳、研修医が終わると26歳、後期研修が終わると29歳、専門医をとると、学位をとると・・・と次々にこなすべき課題が出てきてしまう。落ち着くころには適齢期を過ぎてしまう。多くはキャリアのいずれかで結婚するのだが、この点も、妊娠に年齢制限がある女性は結婚に不利な点であろう。

女医は気が強い人が多い。これもよく言われることだが、人それぞれとしか言いようがない。確かに「こういう人の言動が目立つから女医は気が強いと言われるのだろうな」と思うような女医はいる。

ただ女医にはならではの魅力もある。まずは強い資格職なので、いつでもどこでも働ける点だ。働き方を選びながら年収1000万も十分可能。経済的には心強いだろう。さらに知的水準が一定以上担保されている。あまりに馬鹿では医学部や医師国家試験に受からないからだ。都会では女性医師は婚活市場でむしろ人気がある場合もあるらしい。男性医師からしたら仕事への理解もある場合が多い。よくも悪くも医師の実態を知っており、緊急の呼び出しがあることなどもわかっている。医療者ではない女性と結婚した男性医師が「仕事の時間が終わったら病院は着信拒否にすればいいじゃない」と言われたそうだ。それができればどれほど楽か。

女性医師は魅力的な人が多い。自分は妻が女性医師でよかったと思っている。

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