医師はモテるかどうか⑥

医師免許モテという言葉がある。その人個人がモテるのではなく、医師という肩書がモテているのだと揶揄する言葉だ。どちらかというと「医師免許がモテてるだけでお前はモテていないぜ」「医師免許がなかったらお前なんか相手にされていないぞ」という風に嘲笑的に使われることが多い。この点について反論していきたい。

まずモテの最重要ファクターの容姿についてだ。顔、身長その他スタイルでモテることと、医師免許でモテることはそこまで違うことに思えない。顔やスタイルはその人個人の属性、持ち物である。遺伝の要素が強いが、ダイエットや身だしなみ、おしゃれなど、後天的な要素もある。医師免許はどうか。早いと小学校から勉強を始め、優秀な成績を維持し、進学校に進んで医学部に入る。その後医学部で学んで各種試験を乗り越えて医師国家試験に合格する。これは親からもらった環境と知能を使い、後天的に勉強に時間を割いて取った資格と言える。少なくとも容姿よりは自身の努力の部分が大きそうだ。医師免許がモテてるだけだという嘲笑に対しては、その医師免許を取ることに労力と時間を費やしており、「そうした人生を歩んできてその結果医師免許を取った」のだから、それはもう医師免許を持った個人がモテていることとなんら変わらないだろう。

続いてモテにおいてもう一つ重要なファクターである金の話だ。以前に「年収1000万は医師免許をとれば再現性をもって可能」という趣旨のことを書いた。金より優先する何かがない限り、普通に働けば1000万は達成される。女性が高収入の男に魅力を感じることは当然であり、自然の摂理である。本能的に食うに困らないようにしてくれる男性に魅力を感じるというのは太古の昔から変わらない。医師より稼げる職業はたくさんあるし、実際稼いでいる人もたくさんいるが、現状では「安定的に、かつ再現性をもって」となるとやはり医師免許は強い。これは今後ちょっと怪しくなっていくかもしれないけれど。「医師免許とそれを使って稼ぐお金がモテてるだけだ」とか言われても、そりゃそうだろうとしか思わない。汚いおっさんでもモデルのような女性を連れている場合だってあるのだ。容姿その他を帳消しにする魅力があるのだろう。

高校生の時に童貞を捨てて、それ以来常に(時に複数)パートナーがいたのだが、それには医学部モテ、医師免許モテは大いにプラスに働いていたと思われる。それが医師免許モテと揶揄されても自分は当たり前ではないかとしか思えない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました